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廃用症候群患者の生活上の問題点に関する問題2級

正答か誤答か、〇×で答えなさい。

廃用症候群による心身機能低下の回復には長い期間を要し、回復が困難な場合もある。したがって、廃用症候群を未然に防ぐことが重要である。そのため、片麻痺などの一次障害を生じた後は、無理に離床せず休養を取り、安静を保つことが必要になる。

廃用症候群では、適切な肢位・姿勢および体位変換が、関節拘縮や褥瘡の改善・予防につながる。体位変換とは、臥床時の姿勢などの位置を変えることをいい、自力で寝返りを打てない人に対しては、リハビリ目的や褥瘡予防のために介助者の支援により行う。

廃用症候群の症状の一つに、骨量が減少する「骨粗鬆症」がある。骨粗鬆症になると骨折しやすくなるため、転倒に注意が必要になる。このため、ふだんの生活では活動を最小限にとどめ、特に外出は控えたほうがよい。

廃用症候群では、身体機能だけでなく、意欲・知的機能の低下、うつ傾向など精神機能にも影響が現れやすくなる。ベッド上で臥床状態にあるとき、耳や目からの刺激は感覚を混乱させ、さらなる知的・精神機能の低下をもたらす。うつ傾向などを促進する要因となるため、外的刺激は最小限にとどめるようにする。