下記の【】に適切な語句を入れなさい。
- 【●●●】は1980(昭和55)年に「国際障害分類(ICIDH)」を出版し、世界共通の指標とした。これは国際機関として初めて障害を分類したもので、障害を3つの次元に区分し、それぞれを詳細に分類している。しかし、障害の起こると捉え方の流れが一方向的であることから批判がなされ、【●●●】は2001(平成13)年に「国際生活機能分類(ICF)」を承認・出版した。
- 「●●●」とは、「地域の実情に応じて、高齢者が、可能な限り、住み慣れた地域でその有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、医療、介護、介護予防、住まい及び自立した日協生活の支援が包括的に確保される体制」をいう。真の【●●●】の構築には、介護、医療、予防といった専門的サービスの充実や相互の連携のみならず、安心で安全な住まいの確保と、いつまでも元気に暮らすための介護予防や生活を支える生活支援が重要である。
- 「【●●●】」とは、高齢者の生理機能低下から生じる特有の身体的および精神的な症状・疾患であり、高齢者特有の身体機能の低下状態を総合的に把握し、治療・管理する観点からまとめられたさまざまな症状をいう。高齢者は予備能力やさまざまな身体機能が低下しているため、ひとたび病気にかかると他の病気も併発し、多くの疾患を併せ持つようになりがちである。「【●●●】」では、多くの臓器の病的な状態が関連しあっている。
- 老化が進むほど【●●●】は高くなる。このことから、平均寿命や最大寿命が、その動物の老化速度を示す尺度として用いられている。1947(昭和22)年の平均寿命は男性50.06歳、女性53.96歳であったが、2014(平成26)年には男性80.50歳、女性86.83歳と、平均寿命は約30年延びている。廊下の遅延と寿命の延伸とは強く関連しているといえる。
- 介護保険法の地域支援事業に位置付けられる生活支援の充実・強化策である「生活支援コーディネーター」や「協議体」は、支援を必要とする高齢者の多様な生活支援ニーズに応えるだけでなく、高齢者を生活支援サービスの担い手であるととらえ、地域の中で社会的役割を果たすことを促す「【●●●】」の取り組みである。