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障害をもった時期に起因した特性に関する問題2級

正答か誤答か、〇×で答えなさい。

障害は、障害をもった時期によって先天的障害と後天的障害に大きく分けられる。先天的障害は、生まれる以前の胎児の段階、および周産期に生じた障害のことである。後天的障害は、生まれた時点では何の障害も、障害の原因となる疾患ももたない人が、その後の人生の途上で障害をもつことで、中途障害とも呼ばれる。

障害が生じた時期が、生後より幼児期、学童期を経て成人に至るまでの成長発達段階の場合であると、その後の成長に影響が起きる。特に後天的障害においては、知的・精神的な側面よりも身体的な側面の発達への影響が生じる可能性が高い。

将来の障害状況について予測が立ちやすいことが多い先天的障害と違い、これまで当たり前に行ってきたことが突然できなくなる後天的障害の場合、回復への願望が強い一方、できなくなったことへの喪失感が強く、現実的な状況認識や障害内容を理解したり、残された能力や回復の可能性、利用可能な環境資源に目を向けることが難しい。

成人期以降に新たに障害を持った場合、それ以前の人生で形成されたさまざまな役割を果たすことが難しくなる場合がある。そこで、障害を補完し、なおかつ自己実現や、社会的役割を担うことを可能とする人としての尊厳や存在価値を高める社会参加の機会の保障は、心身の回復を促すのみならず、機能維持や二次的障害の予防の観点からも大変に重要である。