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高齢者の心身の特性に関する問題2級

正答か誤答か、〇×で答えなさい。

高齢者に現れやすい兆候の第一に挙げられる「褥瘡」は、細菌感染が原因で皮膚が炎症を起こし、壊死することにより生じるもので、健康な高齢者にもできやすい。高齢者は皮膚が薄くなって傷つきやすくなっていたり、皮脂の分泌量が減少して菌が繁殖しやすくなっていたりするため、ちょっとした体調不良などをきっかけに褥瘡を作りやすい。

知能は「流動性知能」と「結晶性知能」に分類することができる。「通常老化」の場合、いずれの知能も60歳ごろまで上昇し、それを生涯維持し続ける人もいる。しかし、「病的老化」の場合は、流動性知能は20歳代にピークを示し、それ以降は個人差があるものの徐々に低下する。

加齢とともに、記憶力は変化する。高齢者の記憶においては、(1)情報をしっかりと把握して登録する働き、(2)転送された内容を整理して貯蔵する働き、(3)長期間貯蔵した内容を検索して取り出す働き、の3つの段階とも能力が低下する。

「失認」とは、頭部外傷や電気ショック、高熱や代謝異常などによって一時的に生じる「もの忘れ」で、新しい記憶を忘れてしまう点が認知症と似ている。しかし、場所や時間の認識は正確であるため他人との関係は崩れず、人格は保たれている。もの忘れは、頭部外傷の後、ときにはその前の一定期間といったように部分的に生じることもあるが、この場合、もの忘れの誤りを指摘されたときには訂正が可能になる。