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家具・収納への配慮に関する問題2級

正答か誤答か、〇×で答えなさい。

家具の配置を考えるときは、所有している家具や小物類、さらに新規に購入する家具やベッドの種類・寸法を確認し、平面図に配置を描き込んで、移動や家事のしやすさなどを検討する。その際、高齢者や障害者の生活動線に無理はないか、通行幅員は十分に確保されているか、動線上につまずきの要因となるものが置かれていないかなどをチェックする。

いすを選ぶときは、立ち座りのしやすさを考慮する。座面の高さは、立ち上がり時に足底面全体がしっかり床に着くものを選ぶ。また、ソファーの硬さは、軟らかいもののほうが立ち上がり動作を助けて足腰への負担を緩和するので、高齢者の場合はできるだけ軟らかいものを選ぶ。

奥行の深い600㎜程度の収納では、内部に脚を踏み入れて物の出し入れを行うため、戸の下枠部分にわずかな段差があると気づかず転倒する可能性がある。戸の下枠を高くして、部屋の床面との区別を明確にすることで、内部に踏み込む際に使いやすく、転倒の危険性も少なくなる。また、収納の底面の仕上げは、部屋の床と一目で区別がつくように、素材や色などを変えるとよい。

机を選ぶ際は、いすを含めて検討する必要がある。いすのひじ掛けが机に当たって近づけない、机の天板が厚いために車いすのアームサポートが当たって机に近づけないなどの不具合が起こらないように配慮する。特に車いす使用者の場合は、机の脚の位置によってアプローチ方向が限定されたり、前輪やフットサポートが当たるなどの問題が起こりやすいため脚の位置にも留意する。