Warning: Undefined variable $post in /home/huchan/fukushiyougu.xyz/public_html/wp-content/themes/sango-theme-poripu/functions.php on line 12

Warning: Attempt to read property "ID" on null in /home/huchan/fukushiyougu.xyz/public_html/wp-content/themes/sango-theme-poripu/functions.php on line 12

手すりの取り付けに関する問題2級

正答か誤答か、〇×で答えなさい。

手すりの形状は円形を基本とする。ただし、関節リウマチなどで手指に拘縮があるときには、手すりを握らず、単に前腕を乗せて移動する方法がとられることが多いため、対象者の手すりの握り方やからだの状態を考慮して必要な形状を検討する。このような使い方をする場合、取り付け高さは肘を曲げた高さ(1,000㎜程度)が使用しやすい。

円形の手すりの太さ(直径)は、使用方法によって使い分けられる。廊下や階段などでからだの位置を移動させるときに手を滑らせながら使用する手すりは、軽く手を乗せて使用するため28~32㎜程度、トイレや浴室などで重心の上下移動や移乗用に使用する手すりは、しっかり体重をかけられるよう直径32~36㎜程度が使いやすい。

門扉から玄関までの移動を支える屋外用の手すりは、耐候性のある材質にするとともに、使用時の感触も選択するうえでの重要な要素となる。金属製の手すりは、メンテナンスのしやすさや耐候性に優れているものの気温に影響されやすく、冬季に冷たく夏季に熱く感じられるため、樹脂被覆製の手すりなどを採用することが望ましい。

壁下地の補強は、対象者の身体状態の変化に対応できるよう、検討中の手すり取り付け位置よりも広範囲にわたって行っておく。また、手すりの取り付けに使用する木ねじは、全ネジタイプではなく、ネジ山が途中から始まるものの方が手すり受け材部分をしっかりかみ、堅固に取り付けられる。