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認知症ケアへの取り組みに関する問題(模擬)

正答か誤答か、〇×で答えなさい。

厚生労働省の研究班による65歳以上高齢者における認知症有病率の結果をもとに計算すると、認知症高齢者数は、2010(平成22)年度は約439万人、2012(平成24)年度は約462万人と推計される。

認知症は、いったん獲得された知的機能が不可逆的に障害されることにより、自立した生活が困難になった状態をいうが、「知的機能」とは、記憶、判断、抽象的思考のほか、高次皮質機能などの総合的な脳機能あるいは能力をいう。

現在、わが国では認知症の原因として最も多いのがアルツハイマー型認知症であり、患者全体の60%と推定されている。そのほかには、かつてわが国で多かった前頭側頭型認知症(ピック病)、レビー小体型認知症などが主要な原疾患とされている。

認知症ではないが、軽度な認知機能の低下を有する状態のことを「軽度認知障害(MCI)」と呼ぶ。厚生労働省の研究班の調査では、2012(平成24)年時点で約400万人と推計されている。

認知症の症状には、中核症状と行動・心理症状(BPSD)がある。認知症の本質的な症状である中核症状には、抽象思考の障害や判断の障害、失行、失認、失語、実行機能障害などが挙げられる。