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介護予防事業に関する問題

正答か誤答か、〇×で答えなさい。

効率のよい、適切な介護予防事業を行うためには、対象者の選定が重要である。ターゲットとなるのは、要介護状態をもたらす原因となる老年症候群にある高齢者、すなわち心身の機能低下を有するハイリスクな高齢者といえる。

介護予防でのスクリーニングにおいて基本となるのは、従来二次予防事業の対象者といわれていた、要支援・要介護になるリスクを抱えた高齢者を抽出するために国から示された「基本チェックリスト」である。

老年症候群とは、もともと高齢者医療や老年医学の領域で使われてきた概念であり、必ずしも疾病状態にあるわけではないが、日常生活動作を障害し、日々の生活の質を低下させるような状態をいう。

口腔機能と栄養に関しては、最近では「オーラルフレイル」と呼ばれる概念が提唱されてきており、特に後期高齢者を中心に総合的な予防対策が重視されている。後期高齢者などが、咀嚼機能や嚥下機能の低下によって食べられない食品が増えると、低栄養状態に陥る可能性が高くなる。

老年症候群は、明確な疾病ではない。症状が致命的ではない、日常生活への障害が初期には小さいなどの特徴があるが、一方で医療機関への受診が比較的多いため、医療側の対応も一定の水準が定められている。