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福祉住環境コーディネーターの目標と役割に関する問題

正答か誤答か、〇×で答えなさい。

福祉住環境コーディネーター1級には、2級よりも高度で総合的な役割が求められる。それは、地域で支える高齢者・障害者ケアに、より広くかつ深く関与していくためには、個別的支援で必要とされる連携よりも広範囲のネットワーク作りから、ハードとソフトの連携を推進する福祉のまちづくりまで、業務領域としても面的な広がりを持つことになるためである。

福祉住環境コーディネーター1級には、福祉住環境整備の面からの相談や情報提供、住宅改修や福祉用具への関与、移動や交通に関する情報提供や安全管理面への関与などを通じて、地域の中で社会資源を質量ともに充実させていく一翼を担い、不足するものについては開発する役割が求められる。

福祉住環境コーディネーターは、いわゆる法律で定められた「業務独占」や「名称独占」の資格ではない。しかし、合格者のみが「福祉住環境コーディネーター」と名乗ることができ、検定試験創設からある程度の歴史を持つことからも、「名称独占」資格と同様の専門性への自覚と高い倫理性が求められる。

福祉住環境コーディネーターは、職業上知りえた個人の秘密を守ること、相談・援助の内容について十分に説明し同意のもとに仕事を進めていくこと、そしていかなる報酬も求めてはならないことを遵守すべきである。また1級については専門職として講師の指導を行うためにも、常に研鑽を積む姿勢も求められる。

福祉住環境コーディネーターは、生活者である利用者を対象にするヒューマンサービスに携わる専門職である。したがって、「法と人道に反する行為をしない」という公民としての倫理にのっとった活動することが絶対条件となる。